6日目:最終日(1) Staples Centre

15 Sep. 2011

とうとう最終日。 昼前にはチェックアウトして空港に向かいますが、その前に最後のお出かけを。
食事を済ませて冷蔵庫を空にして、Gold Line-Red Lineで7th St / Center Staまで。
駅で電車を待っていたら近くにいたおにーさんに時間を聞かれる。
と思ったら色々話しかけてきて、
「日本から?観光?ドコ行った?もっといいとこ教えてあげようか?電話番号教えるからさ!」とw
(もちろんお断りしました)
よく考えてみたら朝の駅のホームで携帯も持ってるのに時間を聞いてくるのは不自然だと後から気付いた(^_^;
ラテン系男の声のかけ方の自然さはすごいと思ったwww
Hollywoodでもバス待ちしてたら声掛けられたけど、あっちもラテン系ぽかったw

さて、出国前の予定では最終日の朝にでも
Beat itのSFを撮った場所で営業しているカフェというかメキシカンレストランの
Monte Carloと、Thrillerの撮影で劇場の外観が使われたPalace Theatreに行こうかと思ってたのですが…
Monte Carloは2日目のディズニーに行くバス停をさらに2ブロック先へ行ったところにあります。
日曜と平日とで状況は違うかもだけど…怖いので、自分一人ではちょっと無理だと判断しました。
Palace Theatreも同じく。

なので、初日に時間がなくてゆっくりできなかったのが心残りだったのもあって
Staples Centerに改めて行ってみることにしました。
初日以外でもバスで何回か前を通ったりはしたんですけど
ぐるっと一周してみたいなーと思って。

Staplesの前まで行くと…あれ?
StaplesとNOKIA Theatreの前の通りに何か設置中ぽい。
「emmys television gold FOX」の文字。
エミー賞の授賞式か何か??

設営している人以外はあまり人影もなく、Staplesのまわりをてくてく歩きます。
マイケルはどこから会場に入ったんだろうなー。
ここらへんかなー。
あーでもきっと駐車場から直で地下の入り口とかあったりするよね…。
とか、いろいろ考えながら。
Staplesて案外大きくないんですね。
一周するの、ワリとすぐでした。

中に入ってみたいなあ。
12月にシルクドソレイユでここに来る人、いいなあ。

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6日目:最終日(2) City Hall

15 Sep. 2011

しんみりしながら駅まで戻って、今度はCivic Centre Sta.へ。
City Hallへ向かいます。
東京で言うと都庁です。
City Hallの周りはちょっとした公園広場になっていて、そこで朝市をやってました。
おいしそうなフルーツや野菜、そして出店も出てて肉料理なんかもありました。
なんだー、知ってたら買いに来たのに!!
ちょっと残念。

City Hallの重厚な正面入り口は職員しか入れないので、ビジターは裏側の小さい入口へ。
展望室があるのが本当にここでいいのかいまいち確信がなくて
入口から入ると、まあ当然というか、お役所なのでかたい雰囲気。
警備のおじちゃんに「職員の方ですか?」と声をかけられて
「いえ・・・あの…」と、しばし気まずい沈黙。
「あの、旅行者なんです」とやっというと警備のおじちゃんが全て察してくれて
「ああ、展望室ね。じゃあ荷物ここに置いて、そっち通って」
と、空港の検査と同じく荷物はX線検査、私は金属探知ゲートをくぐって、
「この人旅行者だから27階ね!」と警備のおじちゃんが受け付けの人に声をかけてくれて
「visitor」と書かれたシールと27階の説明書をもらって
受け付けのおねーさんに「27階に着くまでは何回かエレベーターを乗り換えなきゃいかれません」と説明を受けて
LA市役所に解き放たれる私。

勝手がわからずドキドキ。と、とりあえずエレベーターに乗れば上に行くよね…
受け付けのおねーさんに言われたとおり、27階の展望室へは何回かエレベーターを乗り換えないと行かれません。
不心得者がすぐに上層階に向かえない仕組みになっているんでしょうね。

26階にたどりつくと、おお…
TOM BRADLEY ROOMと書かれた壁の両脇に、上へ向かう階段。
手前には過去の市長の肖像画。
おお…なんか、それっぽいw
LA国際空港の国際便ターミナルの名前もTom Bradley International Terminalなので
初代市長の名前かなんかかな?とか思ってたんですが
帰国して調べてみたら'73~'93までの20年もの間LAの市長を務めた初めてにして唯一の黒人市長だったそうで。
wikipedia先生:Tom Bradley

'92年のロス暴動のあとに支持率が低下して退いた…てことは
ロス暴動の時、市長は黒人だったってことなんですね。

上へあがると、おおー!なんか、こういうとこ見たことあるよテレビで!!www
市長が演説したり会見を開いたりするような場所ですね。
へえ~。こんななってるんだ。
天井付近には何やら文字が刻まれてました。
何の引用だろう。たぶん聖書ではなさそうだから、法律の序文とかそんなかな?わかりません。

この部屋のまわりのベランダ?が展望スペースになってます。
LAの街を4方向から、全体を見渡せます。
…”全米第二の都市”という言葉から想像するのと、やっぱりだいぶ印象が違います。
Staplesあたりで大きなイベントがあったりすると違うのかもしれませんし
夜は基本的に出歩いてないので一概に言えないんですけど
滞在中にものすごい人ごみでにぎわっている…という場所には出くわしませんでした。

NYのタイムズスクエアあたりは多分イメージするとおりの場所なんだろうなあと思うのですが
多分、ちょっと離れると、案外ガラーンとしているのかなあ。
とにかく、LAの都市部は東京でイメージしていたよりも、ずっと…なんというか、都会っぽくない感じを受けました。
いや、都会なんですけど。なんて言ったらいいんだろう。

正直私は東京生まれ東京育ちで
東京以外の街をほぼ知らない井の中の蛙なので
東京と比較する以外にないのです。
東京のこの、ごちゃっと密集した感じは、やっぱりアジア的なものなんでしょうかね。
(そういえば韓国も似たような感じでしたし。)

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6日目:最終日(3) 帰国へ

15-16 Sep. 2011

Civic Centreからホテルに歩いて戻って、荷づくり開始!!
一番やっかいなワイン2本を厳重に梱包して
キャリーバッグの中でも動かないようにまわりを柔らかいもので埋めて荷づくり完了。
お土産でだいぶ荷物が増えましたけど、5泊7日とは思えない荷物の少なさですw
3年前に社員旅行用にイトーヨーカドーで買った安いキャリーバッグ、大活躍www
寒い場所への旅行でなければ、何泊でもコレで大丈夫な気がします(^-^)

ホテルをチェックアウトして、Union Sta.へ。
行きにFlyawayを降りた場所で今度は空港へ向かうためのチケットを買って($7)、
バスの前のおじさんに行き先(”Tom Bradley”でOK)を告げると、荷物にタグをつけてもらえます。
(間違えると違う場所で荷物をおろされてしまうので注意)

チケットを買う列で前の女性が、フライト時間がせまっているらしく
すごい剣幕でチケットを買ってましたw
私は20分ほど待って次のバスへ。間に合ったかなあの人www

空港についたらしいと気付くものの、えーと、どこで降りるんだろう。
特にアナウンスはなし。
緊張してバスの窓の外を観ていたら、どうやら国際ターミナルについたっぽい!
降りてみると自分の荷物も下ろされてました。あってた。よかった(^^;;

電子チケットというもので自分でチェックインするんだと思っていたら
普通に受け付けに並んで、チェックイン&荷物受け渡し?
なんだかよくわからない(^^;;
でも(日本行きの便だからか)受付のお姉さん、日本人でよかった。安心。
他の事はともかく、間違ったらシャレにならない場所ではやっぱり自分の英語力では不安がありますからね…。
このあとちょっとした個人的トラブルがあって、この日本人のお姉さんにお世話になりました(^^;
助かりました。

出発ロビーには二階があって、軽食を取りながら出発を待ったりできるようになってます。
そこにあのPINK'Sの空港支店が!
せっかくなので、食べてみました(^^)
頼んだのはチーズ…だったのですが「ナチョ・チーズ?」と確認されて
「あ、はい」と言ってしまったのでナチョ・チーズになりましたw

$4~5くらいの値段で、考えられないサイズですw
そしてサイズ以上のジャンクさw
ものすごい大量のチーズが文字どおりあふれてます(^^;;
味も見たままのジャンクな味。こってり濃い味。

椅子とテーブルのあるスペースで席について、このジャンクフードと向き合っていたら
一人の女性がやってきて、何かを各テーブルにぽんぽんと置いて風のように立ち去って行きました。
私のところにも。
?何だ?と思って見てみると、
”私は難聴です。あなたの支援が私の家族の助けになります。寄付をお願いします。” という内容のメモとペンがついたクリップでした。
クリップに寄付のお札を挟んでくれ、ということなんでしょう。

面喰って他のテーブルを見ていると、ドル札を挟んでいる人もいればそのままの人も。
私は街角や戸別訪問の募金には基本的に応じないことにしているのですよ。
人の善意につけ込んだ詐欺をする輩がいますからね…。
寄付するなら寄付先を調べたうえでします。
なので、ここもそのまま手をつけず。
これ、どうするんだろう?と思ってしばらくすると
さっきクリップを置いて行った女性が今度は各テーブルからひょいひょいっと回収していきました。

なんだろう。
アメリカではホームレスが物乞いをするのも、こうやって寄付を募るのも、
ものすごく積極的というか、能動的。
待ってるだけじゃ、何も得られない。
権利は自分で獲得するもの、という文化の一端を見た気がします。(良い悪いは別として)

行きの反省を踏まえて、帰りは余裕を持って出発ゲートへ。
入口でチケットを見せると、FAさんが席まで案内してくれました。
ずいぶん親切。
でも間違えて私の席に座ってる人がいたので、案内してくれて助かりました(^_^;;
今度はなんと窓側!
隣は2人組の日本人の男の子。20台前半って感じかな。
行きと違って今度は普通に前後も客席なので、席を立つときはこの2人にどいてもらわないと通れません。
おお、トイレが行きづらい(^^;;
結局1度しか席を立たなくて済みましたけど、恐縮しきり。

行きは真ん中の真ん中だったし、夜日本を発って昼すぎ到着だったしで
飛行中の景色がまったく見られなかったんですけど
帰りは絶景ー!!
きれいー!!
そして行きに使用不能だった席のモニターも使えて現在地も表示されるので
眼下に見える大地がだいたいどのあたりだかわかって素敵(*^^*)
アメリカ、広いなー!!
ずっと見ていたかったけど、まぶしいし、寝る人もいるし、しばらくして窓は閉めました。

行きに観られなかった映画を観よう~!ということでさっそく
パイレーツ・オブ・カリビアンの最新作を。
前3作は映画館で観たんですけど、今回はまだ観てなかったんですよね。
が、行きとは打って変わって、帰りは眠くて仕方がない…。
観ては眠くなり、ときどき食事で中断し、映が再開でもまた眠くなり…という感じで
結局ラストシーンが見られませんでした。
最後に女海賊が島に残されそうになるところで終了。
映画のホントに最後の最後だと思うんですけど、めっちゃ気になります…w

英語で字幕なしで見てたから何となくしかわからなかったし、
今度改めてレンタルして観ます。

日本に近くなってきたあたりで、前のほうの席の人が窓(のシールド)を開けていて、夕焼けの光がもれている…
機内の照明もだんだん明るくなって来てて、皆さんお目覚めのようだったので
私も窓を開けてみると、空から見える夕焼け!!!
きれい!!!
これは長距離飛行ならではの景色ですね~!窓際で良かった!!(*^^*)
写真も撮ったけど、なかなか写真では伝えきれません。
心に焼きつけました。

成田に到着してタラップを降りた瞬間、湿気がむわっと。
ああ、日本だ。と実感して私の旅が終わりました。

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